平成28年度第1回調布市男女共同参画推進センター運営委員会  議事録要旨 日時 平成28年9月26日(月)午後2時〜午後4時 場所 市民プラザあくろす研修室2 出席者(敬称略 50音順)9人 市川委員,大石委員,金子委員,竹内委員,冨永委員,中野委員,森委員 鴫原委員,仁藤委員,                    1 開会   資料確認 2 挨拶  ア 生活文化スポーツ部長より挨拶  イ 各委員自己紹介 3 調布市男女共同参画推進センター運営委員会委員委嘱 4 委員長及び副委員長の選出   委員長は冨永委員,副委員長は竹内委員に決定 5 議事  (1) 男女共同参画推進センター事業について   事務局より27年度実施事業,28年度実施事業,事業予定を説明後, 各委員より意見。  委員A:27年度に行った神代高校定時制へのデートDVについての出 前講座について,他の高校では実施しないのか。 事務局:取組を始めたばかりの事業でまず都立高校に声をかけ,26年 度は都立南高校で実施した。27年度,都合がついた高校が 神代高校だった。 委員長:(当時企画者だったので)補足説明をすると,声をかけて賛同 いただいた高校に出前講座を実施した。27年度は,定時制 の高校であったが,今までコンタクトのなかった神代高校で 講座を実施できたという意味でうまくいったと思っている。 委員B:出前講座の案内をしても学校に話を聞いてもらうことが難しい。 学校はカリキュラムが決まっているため時間がないというこ ともある。働きかけが難しい。 委員A:選挙管理委員会が実施した18歳選挙の模擬投票のように参加 型にすると良いと思う。学校に提案する際の方法として,今 実施していることに足す形として提案してみてはどうか。     都立は異動があるが,私立の教員は異動がないので,パイプが できると良い。教員を巻き込む形で学校とのネットワークづ くりを検討してはどうか。     また,LGBTはテーマとしてハードルが高いのではないか。 委員C:利用者からの企画の要望はないのか。 事務局:講座を開催した際にとるアンケートで「このような講座をまた 開催してほしい」といった要望を頂くことはあるが,基本的 には,市民プラザあくろすが行なっている貸館の利用者との 交流が男女共同参画推進センターはないため,利用者からの 要望というものはない。 委員C:男女共同参画推進センターと貸館利用者との交流,利用者同士 のコミュニケーションの場があるといい。そうすることで, 横のつながりができる。 委員長:そういう機能を持った場が男女共同参画推進フォーラムではな いのか。 委員D:年に1回開催する男女共同参画推進フォーラムが,男女共同参 画推進に取り組む団体同士の交流を図るものとなっているが, あくろすの貸館利用者というわけではない。今後,フォーラ ムがそのような場になればよいと思っている。今年はフォー ラムが終わった後も集まる機会を持ち,つながりを作ろうと している。  委員E:男女共同参画推進センターを知らなかった。名前とその活動が 一致しない。  (2) センター運営委員会の目的とテーマについて   事務局よりセンター運営委員会の目的とテーマ,今後のスケジュール について説明したうえ,意見交換を行った。 委員長:センターの事業は幅広いが,今回テーマとして話し合うのはそ の中の一部である。女性活躍推進法は「職業生活と家庭の両 立」とあることから,すでに働いている人たちがより活躍でき る方法について話し合っていく方向が良いと思う。     「地域における」ということから,調布ならではのサポートの 仕方等について考えていきたい。  委員D:年齢などのターゲットはどのあたりに絞るのか。結婚,子育て をしてもキャリアアップしたい世代と考えて良いか。だいたい 30〜40代。考える際に女性の生活パターンなどのイメージ があった方が考えやすい。 副委員長:女性活躍推進法について補足したい。女性の就労に関する法 律はたくさんある。その中で,途中でキャリアを中断させない ための法律が,今回の女性活躍推進法となる。      議論が小さくなってしまうので,課題についての意見交換など 最初の段階ではターゲットを絞らなくてよいのではないか。  委員C:基本的に地域の女性はこのような働き方をしていないと感じて いる。「地域における」に焦点を当てたい。就職した会社に居 続けるといった就労継続が良いとは思わない。もっと柔軟な働 き方や「新しい働き方」像を考えたい。      この先の議論として,既存の枠の中で現状に対応する方法を議 論するのか,新しい働き方を模索するのかという点は最初に共 有しておかないと議論がぶれると思う。 副委員長:今後,働き方はかなり変わる。国も動いている。配偶者控除 廃止等は数年前には考えられなかった。積極的に発言,提案し ていかないと市民が国において行かれることになる。積極的に 提案して最後に調整していく方向でよいのではないか。 委員A:女性活躍ということであるが,男性がどう関わっていくかにつ いて教育の場,雇用の場等で提示していくことも必要ではない か。10年後には職業が大きく変わる。自由な発想をした方が 良い。男性が家庭を支えるというイメージは今後なくなるので はないか。男性も女性も自分がどこでどういう活躍ができるの か。そのようなことを小さいころから意識する,気付かせるよ うな何かをやっていかなければいけない。   委員F:対象が誰かということは意識する。  委員G:女性の働き方は変わってきている。柔軟な発想を持ちながらも 既定路線ではなく調布オリジナルなものができるといい。  委員E:次回に関しては,ターゲットを絞らない方向で考えたい。自分 が経験したことを話していきたい。「調布ならでは」というこ とが漠然としてわかりづらい。調布は働くことができる主婦が 多いと感じている。幼稚園の中で1つの仕事をシェアし合うな どしている。  委員B:次回は,問題と感じること,思うことを持ち寄りワークショッ プ形式でおこなってはどうか。  委員G:「地域における」と「女性」はセットで考えるか。まずは女性 だけを考えればよいか。  委員長:「調布ならでは」を考えるときにも,女性一般の中でも調布地 域の独自性という話になると思うので同時並行で話したい。  委員E:どういったことが「調布ならでは」なのか。  委員D:調布の中でも地域に差がある。  委員G:「調布ならでは」は,大学など,調布にしかない資源という意 味で考えたらどうか。調布にはこれがあるからこんなことがで きるといったように考えたい。  委員C:中にいるとわからないが外から見ると資源に見える物について 議論しても面白い。  委員長:議論の進め方として,第4回目以降から,調布ならではの事業 所との連携などを話し合う方向で女性の就労について考える。   6 その他 (1) 次回日程    平成28年12月20日(火)午後6時〜8時 あくろす研修室2 (2) 女性の就労人口について事務局で調べて後日各委員に送付する。 【配付資料】  資料1 平成28年度 男女共同参画推進センター運営委員会委員名簿  資料2 男女共同参画推進センター事業  資料3 センター運営委員会の目的・テーマ  資料4 開催スケジュール(案)  参考1 男女共同参画推進センター運営委員会要綱  参考2 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律の概要  参考3 調布市男女共同参画推進プラン(第4次)