平成30年度第1回調布市男女共同参画推進センター運営委員会議事録要旨 日時 平成30年6月25日(月)午後6時から8時まで  場所 市民プラザあくろす研修室3 出席者(敬称略)8人 大槻委員,金子委員,中野委員,中村委員,平岡委員,堀委員,森委員,仁藤委員 1 開会 (1) 生活文化スポーツ部部長挨拶    男女共同参画推進センターの適切な運営のためにセンター運営委員が必要である。 市民の意見を施策,行政に反映していくという視点で取り組んでほしい。幅広い意見をお願いしたい。    これから2年間よろしくお願いします。   (2) 委員長及び副委員長の選出    委員長は互選により仁藤委員に決定。副委員長は委員長の指名により金子委員に決      定。 2 議事 (1) センター運営委員会の概要について    男女共同参画推進センターの事業を適切に運営するという委員会の目的,女性活躍推進法に定める任意協議会のテーマとして 「地域における女性の就労について」を位置づけたこと等を説明。 (2) 男女共同参画推進センター事業について    29年12月から30年6月までの事業報告,及び30年度実施予定のセンター事業について事務局より説明  委員長 事務局から報告があったように,デートDV出前講座を第八中学校で開催した。  中学校長の委員として,委員Dから何か意見は無いか。  委員D 調布市の生徒たちは幼いイメージがある。何の警戒もなく,小学生と同じように男女一緒に遊んでいる。  何もわからないうちに被害に巻き込まれてしまったりするのでどこかで知識としていれていくことが必要である。  委員C 委員Dの話は非常に興味深い。自分にも中学生の娘がいるが,幼いと感じる。男の子4人の中で女の子1人でも何も考えずに遊んでいる。  性の違いをどう教えればいいか悩むところがある。  委員D 最近の子ども達は昔と傾向が異なる。昔は男女別で遊んでいたが,今は男女関わらず一緒に遊んでいる。男4人の中に女1人でも意識してないのでは?   委員長 グループ相談の内容はどうか。意見はあるか。  委員A すこやかとの連携はとれているのか?市民は情報をどうやって収集しているのか?狙った対象者に情報は届いているのか?  事務局 周知は,市報に加えホームページでの情報提供及びすこやか等公共施設へチラシを配布している。  また,お子様向けのイベントであれば市内の保育園にチラシを配布する等ターゲットに合わせて情報提供を行っている。  委員F 3月9日に実施したグループ相談「子育ては誰がするの?目指せ!イクメン夫!?」の参加者は1人であるが,参加者は男性女性どちらか?      男性への周知はどうなっているのか?男性は,市報やチラシを主婦と比較して  見ないと思う。男性を呼び込むのが課題では?  事務局 3月9日のグループ相談はキャッチフレーズがぼんやりしていたという反省がある。  実際,3月16日に実施した「コミュニケーションが上手になりたい女性集まれ!」や4月13日に実施した「親子関係を良好にする秘訣ってなに?」では,  目的がはっきりしていたため男性でも集客が良かった。また,相談を行う時間帯も夜間に実施する等工夫しているが,苦慮している。今後,時間帯や  ネーミング等も工夫していく。  委員F 男性を集客するためには,「カウンセラーと話しませんか?」と直接訴えるより,「料理を作りながら集まりませんか?」のように呼びかけ方を工夫した方がよいのではないか?  委員C 全体的に見て男性の参加が少ない印象。どの位の告知期間があり,どの位の応募者数があったのか?  事務局 告知は概ね実施1ヶ月前の市報に出すので約1ヶ月間である。応募がいっぱいになるというより,開催日当日までに定員に達するぐらいの人数に落ち着いている殺到しているわけではない。  委員C 女性も男性も集客が課題である。  委員E 参加される方はいつも同じなのか?それとも毎回違う方が来るのか?  事務局 参加者は2パターンに分かれる。初めての参加の人もいれば,講座を受けてみて別の講座も気になって参加する人もいる。  委員E 口コミ等の効果はあるのか?  事務局 夫婦間の口コミはある。また,「アラフォー」というキーワードで検索してひっかかったものに全部参加する人もいる。   グループ相談が終わった後,仲良くなり参加者同士の繋がりが広がることもある。また,グループ相談の存在は知っているがまだ参加に踏み出せていない等潜在的ニーズもある。  委員F 三鷹ネットワーク大学というところがおもしろい。有料・無料どちらの講座もある。また市外の人も参加可能。   キーワードで検索にひっかかるようになっている。一回登録すると,どんどん情報がメールで送られてきておもしろいと思う。  委員長 三鷹ネットワーク大学は三鷹市の情報を送り届けるというやり方である。任意であるが参加者にメルマガを送付し情報提供等行っているようである。  委員C もし,初めて参加した時にサロンの参加者が自分1人だけや2人しかいないとなると,他に受けたいものがあってもハードルが上がるのではないか?   独り占めできると思う人もいるが,自分なら参加しづらくなる。やはり,集客が大事だと思う。  委員長 次回の委員会では,今の意見を踏まえてグループ相談事業の集客において工夫したことを事務局から報告してもらいたい。  委員B 講座や講演会とグループ相談事業で連携できないか?講演会の集客がとても良いと感じるので,   会場でグループ相談に関するアンケートをとって,グループ相談の参加につなげる等できるのではないか。  委員長 山崎ナオコーラ氏の講演会時にグループ相談のチラシを配布したら反響がとてもよかったと聞いている。ご意見ありがとうございます。 (2) 地域における女性の就労について   事務局より,前年度の議論の振り返りとして,平成28年度及び29年度の議論のまとめを報告した。内容は以下のとおり。   ・平成28年度及び29年度のセンター運営委員会では,女性の就労にかかる課題や他の自治体の取り組み事例,企業や女性への光の当て方として「表彰」や「紹介」という提案が出され,表彰・紹介の在り方等を議論した。   ・企業の表彰については,表彰方法や,表彰企業の選定基準・選定方法等を議論した。   ・女性の紹介については,共感できる働き方をしている女性の紹介方法や,紹介基準等を協議した。  委員長 今の報告で何か意見や質問はないか?⇒無し      振り返りの内容は皆さんに理解いただけたと思う。      次に,前期の協議会を踏まえ,事務局側で表彰・紹介をする企業と女性の候補について事前リサーチを実施したとのことである。まず,その理由を事務局より報告願いたい。  事務局 事前リサーチの理由は,以下のとおりである。     ・今後,公募するまたは,リレー方式をとるにしても,第1回目に紹介する企業や女性が基準や起点となる。     ・対象候補となる企業や女性に男女共同参画及び今回の紹介事業について理解をしていただくためには,事前の説明が必要である。     ・前期の協議会で,選定や紹介にあたっては,大学生などができないかとの意見があり,連携大学で,センターと協力関係にある大学に打診したところ,映画産業にヒアリングしたいとの希望があったため。また,学生のキャリア学習の一環ともなる。     ・女性については,調布らしさの点では,映画と都市農業が挙げられるため。  以上の理由を踏まえ,事務局にて,以下のとおり企業と女性のリサーチを実施した。  ①企業 株式会社高津装飾美術     ・映画のまち調布として特色のある会社である。     ・映画やテレビ,演劇で使用する「小道具」の分野で活躍する会社である。     ・産休育休制度を取得し,働き続けられる風土であるという話があった。  ②女性 山内美香氏(山内ブドウ園の女性農業者)     ・デザイナーから転身し,祖父の代から続くぶどう園を継ぎ農業に専念。     ・農業女子プロジェクトメンバーであり,都市農業を推進。(調布らしさ)     ・農作物の収穫体験だけでなく,料理教室やワークショップの場として展開したいと考えている。     ・若手女性農業従事者との繋がりを希望している。       ⇒連携大学である明治大学農学部,桐朋学園の生徒,若手農業従事者などが取材にいくことを想定。   (議事は以上) 3 その他   あくろすだより創刊号の暫定版を配布。 4 事務連絡   次回の日程は9月20日(木)午後6時から8時まで