令和元年度第1回調布市男女共同参画推進センター運営委員会議事録要旨 日時 令和元年7月18日(木)午後6時から8時まで  場所 市民プラザあくろす研修室3 出席者(敬称略 50音順)8人    石神委員,大槻委員,金子委員,中野委員,半澤委員,平岡委員,堀委員,森委員 欠席者(敬称略 50音順)3人    竹内委員,冨永委員,中村委員 1 開会 生活文化スポーツ部宇津木部長挨拶    令和元年度第1回調布市男女共同参画推進センター運営委員会にお忙しい中ご参加いただきありがとうございます。委員の皆様方は2年目ということで継続していただ いています。引き続きよろしくお願いいたします。   あくろすは,今年度ちょうど15周年ということで記念事業を来年3月に行うことになります。10年過ぎてまた20年に向けたちょうど中間点の15年は振り返る時  期であり,またお祝いも兼ねてこのセンターが市民にとって役割を果たさなければならない節目の時期だと思っています。    男女共同参画推進センター運営委員会の役割は,調布市が男女共同参画を推進する中で,センターの事業についてさまざまな意見をいただく場であると思います。様々  な視点でご意見やご提案をいただきながら,この15周年記念祭に生かし,20年に向けてつないでいければと思っています。    平成30年度は女性活躍推進法に基づく「わがまち調布の輝き女性」という,調布で働いている女性を紹介する事業を委員会の中でご意見をいただいて開始し,2年目  を迎えます。「わがまち調布の輝き女性」は,女性活躍推進法という視点もあると思うのですが,男女が生き生きと働ける環境の中で,女性の働き方やライフスタイルを  取り上げて市民に知ってもらうという機会になれば良いと思っています。色々なご意見をいただきながら2年目に向けた取組をより充実させて,より広く多くの市民に知  ってもらいたいと思っておりますので,皆様からご意見,ご提案をいただけたらと思います。よろしくお願いします。   2 議事 (1) 委員長の選出    仁藤委員長が人事異動により男女共同参画推進センターから転出したため,各委員の自己紹介ののち,委員長を選出した。委員長は互選により半澤委員に決定。 (2) 男女共同参画推進センター事業について ◆平成30年度のセンター事業について事務局から報告 委員D デートDV出前講座が大変良かった。中学3年生を対象に,卒業式前の3月に各クラスで行ったが,子供たちはよく聞いていた。教員にも非常に評判が良かった。子   供たちのために良い事業である。今後事務局の方でこのようにしていきたいというようなことは何かあるか。 事務局 生徒のアンケートでも好評であり,講師の弁護士からも広げていってほしいとお話をいただいている。今年度も継続して実施し,可能であれば実施する学校を増やし   たいと考えている。 委員長 男女共同参画推進フォーラムについて説明をお願いしたい。 委員G 平成30年度のフォーラムは,あくろすを知ってもらうということに力を入れ,たくさんの人に来てもらえるものを中心に企画した。皆さんが知っている有名な方の   講演やどなたが見てもいいような映画,当時話題になっていた子ども食堂等,とにかく人に来てもらおうと工夫したのが昨年のフォーラムである。 ◆令和元年度のセンター事業について事務局から説明 委員G デートDV講座について,こういうお話に一番マッチしている年齢と時期,たとえば夏休み前後とかいろいろあると思うが,いつごろがベストなのか。 委員D 高校生になる前提で中学3年生にお願いしたいのがあり,中学では卒業式前が比較的時間がとれるのと,高校生になると男女交際も結構幅広くなってくるのもあり,   ちょうどいい。中学2年生くらいだとまだ早いかなという気がしている。3年生くらいになると異性に興味もあるし,入試も終わって気が緩む時期でもあるので,この   時期が一番良いと思う。 委員F 対象校は公立中学か? 事務局 市立の中学校からというところでやっている。私立の中学校については今のところアプローチはしていない。 委員F 晃華や桐朋などは女子生徒が多いこともあるし,市内の公立中学校だけでなく,私立中学校にもそういう機会を与えるのも良いと思う。 事務局 一昨年度から始めて,まずは市立の学校から始めたというところではあるが,好評であり,女子生徒が多い学校でも効果があると考えるので,ぜひ私立の学校にも広   げられるように検討していきたい。 委員A LGBTについての取組みは,調布市で入れ込むとすると男女共同参画推進センターの管轄になるのか。今の若い子達は普通に人の特性ということで受け入れていた   りはするが,啓蒙の中で,デートDVだけでなく,多様性ということの発信があっても良いのでは。センターの事業にそうした項目が無いが,調布市として取り組みは   あるのか。 事務局 昨年度,今年度は男女共同参画推進センターの事業として外部に向けてLGBT,多様な性というとことで取り組みを行っていないのが現状。市としては,男女共同   参画推進課はあくまで男性と女性が対等に自分らしく生きられるようにと考えている部署であり,多様な性という問題は性別の問題というよりはむしろ人権の問題と考   えている。ただし,外部向けの事業は無いが,職員向けの啓発として男女共同参画推進課が作成した情報紙を出している。ただし,多様な性の問題というのは本来は人   権の部門で行うべきという考え方もあり,所管部署が決まって具体的に前進するというところまでは至っていないというのが現状。 委員C フォーラムの参加人数について,前年度と今年度を比較すると6名増えているが,具体的にはどう集計して出しているのか。スライドショーの展示などはきっと数えら   れないと思うが。 委員G 参加人数については,それぞれ企画ごとに参加された人数をカウントし,それを合計したもの。 事務局 スライドショーは実際見た方にビー玉を金魚鉢の中に入れていただくというお願いをしており,その数が160人ということで計上をしている。人数のとらえ方につ   いては実数に近いところをとらえられるよう担当の方で工夫をしている。 委員F 以前は子育てパパのための料理教室があって,それが良かったというような報告があったと記憶している。ここ2,3年はなかったと思うが。     SDGsについての講座も実施した方が良いのでは。知るということは大事なこと。たとえば調布でこういう女性が活躍していますよというだけでなく,今,世界で   どういう問題があるのか,そこでどう取り組み,行動ができるかを考えるきっかけになる。特に若い世代に機会を与えてほしい。 事務局 平成27年度頃に男性のための料理教室,パパと子のための料理教室といったものがあったと記憶はしている。継続しなかった理由は把握していないが,最近は違っ   た形で行っている。     SDGsについては,市の後期基本計画を作る際に記載を入れている。現在計画している事業の中では直接的には入れられていないが,今後はそういった周知も含め   て検討していきたい。 委員E スウェーデンのパパたちで,人気投票をしていたと思うが,結果を知りたい。 事務局 実数等も含め,公表していきたい。 (3) 女性活躍推進事業(わがまち調布の輝き女性)について ◆事務局から説明 委員A フォーラムでスライドショーを展示したと報告があったが,参加された方や観られた方の感想などは何かあったか。 事務局 直接の反応はいただけていない。 委員B ホームページの閲覧数は? 事務局 前回の委員会でも話が出て,市のホームページの閲覧回数についてはこちらも随時追っている。掲載直後は一時的に閲覧数が増えているが,それ以降は実際1日あたり   2人程度しかご覧いただけていない状況。継続的にアクセスはある。 委員B 取材をした後,市民の皆様への周知の工夫が必要と思うが,現状では市報に掲載後,どんな形で周知しているか。 事務局 市報に掲載後は,市のホームページとセンターのホームページに掲載をしている。また,センター内でパネル展示を継続している。 委員G 最終的にどういう風に見せるかということが大事。皆さんからもう少し色々なご意見をいただいてより良いPRの仕方を考えたい。 委員C どう見せるかという結果は何をもってはかるのか。たとえばホームページの閲覧数が増えたとか。それによって具体的な手段は変わってくるのではないか。マクロ的   といったところよりミクロなところで,一日2名だった閲覧者を10名ぐらいに増やしていこうとなったら具体策はたくさん出てくる。どう見せるかと広く捉えてしま   うと事務局が大変なことになるかと思うが。 委員A SNSを活用してはどうか。どの世代に訴えたいかによってSNSを使い分ける等の工夫をすればシェアされやすいのではないか。 事務局 市のSNSはツイッターとフェイスブックが使われている。様々な制限があるものの,活用していくことは可能。また,インスタグラムについても今後市の公式アカ   ウントを開設することで現在調整中と聞いている。今後はその活用もぜひ検討していきたい。 委員長 委員の皆様方からの貴重なご意見をありがとうございました。今後のセンター運営に活かしてまいりたいと思います。 議事は以上 3 事務連絡   次回の開催日時については11月頃を予定。改めてメール連絡のうえ,調整する。   事業のご案内等は,随時メールでお知らせする予定なので,その際はご意見等をいただければと思う。