【終了】世界を知れば日本がもっとわかる２「今私たちにできるのは，知ること，そして忘れないこと」

活動レポート

平成21年9月25日に講座「今私たちにできるのは，知ること，そして忘れないこと」の第2回として「戦禍の中で暮らす人々の姿・思いとは～アフガニスタン・イラクの女性と子どもたちの今」というテーマで山本美香さんのお話を伺いました。講座に参加された方の感想をいくつか紹介します。

＜講座参加者の感想＞
☆テレビ・新聞ではわからない現地の日常生活の一端を知ることができ、世界に対する視野が少し広まった。特に講師（先生）が女性であることから、男性である私には思いつかないような取材内容が多く、感銘を受けた点も多い。
☆前回では現地の悲惨な状況、今回はそんな中でも普通の生活を送っている市民の生活を知ることができて、そのギャップがまた興味深く、すごく刺激的でとても良かったです。今回の講師の山本さんは戦地のジャーナリストということですが、どんな意思の強そうな方かと思いましたが、物腰のやわらかな普通の女性だったので、びっくりしました。でも現地の方々と交流を持つのがとても上手な方のようで、すごいな、と思いました。これからも大いに活躍されることを祈っております。
☆ふつうの人々の生活の様子がよくわかった。爆弾で破壊された建物や病院のけが人の様子とは違った視点からイラク・アフガニスタンを見られた。
☆ブルカの下は大変おしゃれだということが理解できました。食文化も全くそうだと思います。イスラムの女性は仕事が終って家に帰り夕食後服装をかえて食事をするとききました。作業着ではなく服装をととのえ食事に感謝を込めるのだということです。食事が出来ることに感謝し生きていることに感謝して余生を過ごそうと思います。
☆紛争地での人々の暮らしが思っていたよりもおだやかなのだとおどろきました。ズームアップされたメディアの映像での印象からだけでない知識が必要だと思いました。メディアの工夫や義務のようなもの，大切ですね…
☆アフガニスタンやイラクの問題は難しすぎて、私にとってあまり興味の持てない講座だと思っていたのですが、前回同様とても解りやすくお話くださったので、これからは、こういったことに関してもきちんと目を向けていかなければならないと思いました。ありがとうございました。
☆人間の歴史は進化するといいますが、アフガン・イラクの社会状況は日本の江戸時代に匹敵すると思います。女性の社会進出の重要性を実感しました。女性のパワーは偉大だと思います。


山本美香さんが残した言葉・映像を忘れません。
ご冥福をお祈りします。

下記は，平成21年度に開催した講座の募集内容です。